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100均フリーダムの世界
2010.08.22 Sunday
すごいサイト発見の僥倖をおすそわけ。
その名も100均フリーダム。一度見てみましょう。 おすすめはF_006の『首長芸者』です。 http://100freedom.jpn.org/100archives.html 「首、長くね?」 鬼からの質問
2010.08.07 Saturday
僕はパソコンで音楽を聴くときにiTunesを使っているのだけれど、立ち上げるたびに『新しいバージョンのiTunes(9.2.1)を利用できます。今すぐダウンロードしてもよろしいですか?』と尋ねられる。
そのウィンドウには『次回から確認しない』のチェックボックスと、『新しいiTunesをダウンロードする』と『ダウンロードしない』の3つの選択肢が出てくる。 僕は毎回右上の隅の×ボタンで閉じる。 ダウンロードする気はないけれど、『次回から確認しない』のチェックボックスにチェックを入れる勇気もない。 もしもチェックボックスにチェックを入れたその後にバイオリズムとか星の運行とか気圧とかの関係でダウンロードしたい日がきたとして、果たして僕は正しい順序で正しいiTunesをダウンロードできるのだろうかと不安になる。 一度きちんとお断りしたことによってへそを曲げてしまったiTunesが、ヤクザなiTunesならないという保障はどこにもないのだ。 しかも、「〜してもよろしいですか?」だなんて、相手は更新したいみたいな雰囲気だ。 僕は逃げ道を×ボタンで確保しておきたい。 断ったわけじゃないんだ、気付かなかっただけなんだよ。 女の人の中には怒ると敬語になって詰め寄るというタイプがいるらしい。おそらく僕はその現象をパソコンを通じて見ている。 ダウンロードしてもよろしいですか? × ダウンロードしてもよろしいですか? × ダウンロードしてもよろしいですか? × ねえ、ちょっと、いい加減にしてよ。いったい何回へりくだって敬語を使って尋ねればいいわけよ?煮え切らないのよ。あなたっていつもそう。見ないふり見ないふりで何でもかんでも先延ばし先延ばし。いい加減いらいらするのよその態度。少しは男らしくびしっと決めなさいよ。ダウンロードするの?しないの? ×! iTunesの中に鬼を見た。 鬼が敬語で尋ねてくる! ダウンロードしてもよろしいですか? Miniature Birds/Grand Archives シソとかカレー・イン・ハンバーグとか県道とか国道とか
2010.08.01 Sunday
「だから国道出ちゃ危ないんだって!絶対に事故るよ!?」
「いや、県道もいいのは分かっちゃいるんだけどね、ラクだし。ただ、国道走ったことあるから、そこに戻りたくって仕方ないんだよ。楽しかったっていう思い出もいっぱいあるから」 「だめだよ、たじまくん、そんなんじゃシソみたいになれないよ!?」 「カレー・イン・ハンバーグもいいなって思っちゃって…」 「ダメダメダメ、そんなの絶対似合ってないって。やっぱりシソだよ!あるいは冷やし中華に入ったからし!中途半端だとさっき食べた気の抜けたシソみたいになっちゃうよ!?ガッカリしたでしょ?思い出して!」 深夜0:00頃のファミレスでの伊東さんとの会話はおおよそこんな感じだった。お互い話がよく通じるので「国道」「県道」「シソ」「冷やし中華に入ったからし」「カレー・イン・ハンバーグ」等の比喩についての説明はなくてもよかったのだけれど、ブログに書くので一応説明させていただくと、いわゆる「リア充」にまつわる単語に「国道」「カレー・イン・ハンバーグ」等が入る。人生のメインストリートを闊歩し、道に迷うことの無い国道。どこへ行くにも最短距離を最速で走る。合目的的で理に適っている。お腹が空いたら好きなものを食べればいいさ。たとえば、カレーとかハンバーグとか。 カレー・イン・ハンバーグとは、たまたま座った席にフェアメニューとしてデカデカとおすすめをしていた商品だった。 僕も伊東さんも、人生「県道」でしょう、という人なのだが、僕は頑張りをみせてたまに国道を走ったりするので、それを聞いた伊東さんは抜け駆けが許せないのか、あるいは裏切られた感じがするのか、県道を、あるいはシソを、またあるいは冷やし中華に入ったからしを持ち出してはいかに自分たちに与えられた役割が重要なのかを力説するのだ。 「大体たじまくんタバコ吸うのってのがおかしいじゃない」 「そう、これは国道を走った名残みたいなものなんだ」 「そうやって頑張っちゃうとあの不味いシソだよ!ところであれ、ほんとびっくりしたよね」 「したね。あれだけお互いシソのことを褒めて、たった一枚のシソをわざわざ半分に割って食べて、あの不味さだもんね。いや、それよりも伊東さんだって同じ美容室2回行ったじゃないか!違う美容室を求めてまたジプシーのようにさ迷えばいいんだ。人と仲良くするってのは国道へと続く曲がり道だよ!?危ない危ない」 他にも夏って季節そのものが国道のための季節だよねとか、彼氏が「スノボ行く」って言ったときは正直カチンときたけど「スキー行く」だったら素直に見送れたかもしれないとか、バーベキューってB・B・Qって書くんだよ?・・・ひぃー!って、互いに二の腕を抱いて震えたりした。お互いの偏狭さを見せ合ってはげらげらいっぱい笑ったような気がする。 どちらからともなく結婚って絶対ムリだよね、という話がふいに挙がった。 ね、とどちらかが言った。 午前の1:00を過ぎたので、伊東さんと別れ、酔い覚ましに僕は一人で公園への道をてくてくてくてく歩いた。歩きながらふと、ひとつの詩を思い出した。国道に憧れるけど、県道でさびしくて、本当に人恋しくなる詩だ。穂村弘の「あした世界が終わる日に」 あした世界が終わる日に 本当にあした世界が終わるなら、僕はきっと自我を捨て、思い切って思い切って、夏ならいちごのかき氷を選べるだろう。忘我の境地で至れる国道へ。事故などもう、怖くはないのだ。 ただ、やっぱり本当にひとりなら、だれかを誘えないなら、駅で誰かを待つ。 僕は行田市駅のロータリーにいる。 向こうから誰かが、おーい、って言ってくれる。 僕の他に人のいないことが確認できたら、きっと、おーいって返事ができる。 嬉しさで声が震えなきゃいいけれど。 Hello Goodbye/The Beatles
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