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雑記あれこれ。
 下書きの記事がバンバン貯まる一方で、更新がままならなくなっているなぁ、と思ったので、変に力入ってるんじゃないの?と思い、リラックスがてらの雑記。

 ○ちい散歩が面白い。
 地井武男がぶらぶらと散歩し、目に付いた商店街を冷やかすというゆるいくてぬるい番組。たまに地井武男ではなく「生稲が行く」というのもやるけれど、地井武男のハンチングの似合いっぷりを見ているだけで30分が充実。友達に見ている人がいて盛り上がった。

 ○CM
 掘北真希がカフェのバイトをしているドコモの新しいCMで、男が「かわいいじゃん」と言って「ケータイ」「と君もね」というのがどうしても笑ってしまう。友だちの佐々木さんに「かわいいじゃん」「バッグ」「と君もね」と言ってみたら、ぽかん、としていた。脈ありかCMを知らないのか僕の頭を疑ったのかわからないので封印。

 ○カンガルーがくさい
 上野動物園へ行って来て、カンガルーのくささに驚いた。ロフトで、豆しばというゆるキャラの一言豆知識でカンガルーの袋はくさいという前情報は得ていたものの、袋だけじゃなくて全体的にアウトだった。友達にカンガルーの袋はくさいんだって、と話した直後、後ろを通ったカップルの男が同じく「カンガルーの袋はくさいんだって」と話していた。運命の人だと思った。
 http://dogatch.jp/special/mameshiba/movie.html
 豆しば豆知識の5話です。

 ○津村記久子がいい感じ。
 同じ大学の先輩から遂に芥川賞作家が出たらしい。感慨深いものを感じながら読んでみて、久しぶりに芥川賞からいい作品、というよりもいい作家が出た、と思えた。ポトスライムの舟が受賞作だけれども、「君はそいつらより永遠に若い」の方が面白かった。父親に「おれも芥川賞とるわ」と言ったら「ああ、頑張れ」といい感じに無関心で無責任。いい親を持ったなぁ、としみじみした。

 ○八景島シーパラダイスへは電車で。
 土曜日に車で八景島シーパラダイスへいくことになったのだけれども、都内の渋滞がすさまじく、途中で断念し、予定を変更して由比ガ浜へ。今年で3回目の由比ガ浜。3度とも隣にいるのは男だった。砂浜に想い人の名を書いてみた。
  
 ○飲み会
 上野で森山さんと田沼くんとで飲んだ。2人は昔付き合っていたのだけれども、そんな過去なんて微塵も感じさせない仲良しっぷり。いい別れ方してんなー、と思った。思ったんだけど、森山さんの恋愛に対するスタンスにかなり近いものを感じたので、田沼くんを不憫に思った。カラオケで完徹。

 その他書きかけの記事。
 ○黒澤さんのこと○左脳さんからのバトン○共通体験についての考え事○こどもの詩○中野翠のコラムのこと

やさしい気持ち/Halcali

ハルカリいいなぁ。Charaのカヴァー。
| 日記 | comments(10) | trackbacks(0) |
オクターヴ 2巻
 昔の少女漫画の王道といえば、自分にどこかしらコンプレックス(容姿での)を持っている女の子が、男の子に惚れ、どうにかして振り向かせようと頑張り、容姿が改善されるというより、その頑張りの結果として両想いに発展する、というものであったのが、最近の少女漫画の主人公は、容姿は設定として平均点が多いのにもかかわらず精神的なコンプレックスを抱えており、そのコンプレックスに理解ある人、または近い人を好きになるパターンが多い気がする。
 このオクターヴの主人公は、元アイドルという経歴の持ち主で、容姿はもちろん平均以上である。昔は「だから」幸せになれるのだが、「でも」幸せではない、というところから話が展開している。実に今風だと思う。
 節子さんと雪乃は1巻で恋人関係に発展することになるのだが、雪乃自身に同性愛者の資質はない(旧友のAVのレズセックスシーンを見て吐く)ので、そっちにコンプレックスがあるわけではない。一方の節子さんはというと、男も女も経験はあるけれど、女の子の方が好きという純粋(?)なレズビアンである。
 主人公が雪乃で、そのコンプレックスの土台にある人一倍の「孤独感」は、先進国で自殺者が群を抜いて多い日本の唯一といっていい最大公約数にぴったりとはまりこむので、感情移入もしやすい。かといって敷居の低い今風の少女漫画か、と言えばそうでもない。モノローグよりも表情に語らせ、言葉は少ないのに読者の方に足りない言葉を委ねるし、恋愛ものであるのにもかかわらず、嫉妬、猜疑心、羨望といった暗い感情の方が多い。今風の少女漫画の設定を借りた、なかなか重い(セックス描写のあるなしにかかわらず)青年漫画だ。
 
 是非買ってみて、実際に読んで欲しいのでオクターヴ2巻の内容に触れるレヴューは控えました。
 
| 秋山はる | comments(0) | trackbacks(0) |
ロマンチック街道。
 加須にあるスパゲッティがおいしいお店、ロマンチック街道。
 友達にそのお店を教えてもらい「ここはペペロンチーノが最高においしいんだ」と言われた。それじゃあペペロンチーノを。
 出てきたペペロンチーノは、その友達が最高と言うだけあって、なるほど確かに今まで食べたペペロンチーノの中でも抜きん出ていた。小海老のボイルはほどよくぷりぷりしていて、主張しすぎず、ベーコンの焼き具合、厚みが好みをついている。オリーブオイルをたくさん使うペペロンチーノだけれども、菜の花がアクセントになって滋味だ。
 「うん、すっごくおいしいね」
 「だろ?俺、ペペロンチーノにはうるさくてな」
前髪をかきあげて友達の真似をしてみた。
 「だろ?俺、ペペロンチーノにはうるさくてな」(ウィンク)
 「いいから食え」
 「はい」

 つい先日高校の頃の友達である片山くんと田辺さんとで一緒にボウリングをして遊びましょう、ということになって、3ゲームほど遊んで「おなかが空いたね」ということで「お、こりゃあロマンチック街道かな」と思い、2人を連れ立って例のペペロンチーノが最高においしいお店へ。席に着いてから、僕はいかにも慣れた感じで「俺はもうペペロンチーノ」とすぐに決めてメニューさえ見なかった。そしたらびっくりしたことに、片山くんが「トマトソースを使ったこのお店のオススメってなんですか?」と聞いたのだ。店員に。店員に!!
 なんなんだこいつ、金星人じゃなかろうか、と思った。奴らは知らず知らずのうちに地球へ侵攻し、あたかもその人に成りすますことで有名だが、まさにそれを疑った。店員にオススメを聞いちゃいますか。そうですかそうですか、ところでジッパーはどちらにありますか、片山くんを装った金星人さん。と言いたかった。 
 店員は恭しく「こちらとこちらが当店の人気メニューですね」と言って2つを指さして教えてくれた。片山くんがじゃあこれ下さい、と言って一つを選んだ。
 うああああああ!店員のオススメが一つ残ったぞ!オススメ食べてみたいぞ!いいのか!?それを選んでしまっていいのか!?ペペロンチーノ、おいしいじゃないか、いやいや、でももう食べたじゃないか…ぐるぐるぐるぐる頭の中でやりあって、結論がでた。
 「じゃあ僕はこれ」と言って店員が言う人気メニューのもう一つを選んだ。自分の小ささに打ちひしがれた。
 イタリア人は食をたのしむことに長けた人種である、と何かの本で読んだことを思い出した。それはメニュー選びからすでに始まっており、アペリチフ(食前酒)、アンティパスト、セコンド、ドルチェ…これらの流れのなかには料理だけでなく、食事は時間をも楽しむものだ、という考え方があるのだとか。
 思い知った。
 僕は日本人だ。
 そして片山くんの中にいるのは金星人ではなかった。
 ボンジョルノの人だった。

 加須にあるスパゲッティがおいしいお店、ロマンチック街道。
 ぜひ食べに行ってみてください。
 
I hate you forever/domotic

なんだこの曲。すごく好きだぞ。
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