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読書メーター4月まとめ。
 以前からブログの左端に読書メーターなるものを設置していて、読んだら登録して感想を書くようにしている。いいことをしているわけではないはずなのに棒グラフになって右肩あがりのグラフを見ては悦に入っていたりする。くくくくく。
 とりあえず活字本だけで登録しているので漫画は含んでいない。左脳さんが「まとめ機能」を発見してくださって、おおこりゃあいいや、と思ったので僕もここは一つ、4月の読んだ本をまとめてみよう。

4月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2940ページ整形前夜整形前夜文藝に引き続き「シンパシーとワンダー」の話をされていたのだけれども、どうもまだ消化不良。というよりこれを読んで尚のこと悩むことになってしまった。最後にまとまっているショートショートのアヴァンポップな短編は、筒井康隆や高橋源一郎さんにも劣らないすばらしい出来だと、勝手ながら評価させてもらってます。おもしろ!読了日:04月24日 著者:穂村 弘
武士道セブンティーン武士道セブンティーンシックスティーンの方は読んでいないのにセブンティーンから入りました。これは、おもしろい!武道とスポーツの違いに明確な言葉で対抗できない早苗の苦悩に、いかにも武士道らしい「教え」が入ってる。東松に戻ってくるなら黒岩を倒してからにしろ、という香織。香織は病室で父から武士道を学び、それを早苗へ伝え、自身も暴漢と対決する、という最高の山。田原や緑子の脇役もすばらしい!読了日:04月23日 著者:誉田 哲也
煙か土か食い物 (講談社ノベルス)煙か土か食い物 (講談社ノベルス)なんていう酷い家族だ、と思うけれども不思議とカラッとしている。こういう家族を真面目な文体で書いていくと、もっとじっとりした作品になるのだろうけれども、独自の文体を持っている舞城王太郎の強みか、ドライな目線でアメコミを見ているよう。文句を言わせてもらえば山場をもっと明確にしてほしい。読了日:04月20日 著者:舞城 王太郎
土の中の子供土の中の子供「僕は、土の中から生まれたんですよ」 暴力の渦中に身を埋め、その先を夢想する主人公は、親に棄てられた過去を持つ。奇異に見える主人公の行動が「克服」のためのものならば、先の主人公の台詞はまさに親を克服した証拠だろうと思う。施設の優等生トクは、二十歳過ぎに自殺したのだけれども、反目という形の克服を試みた結果の自殺だったのかもしれない。凄惨な過去があるのに対して場面があまりにも切り替わらなさすぎるという新しい表現。読了日:04月17日 著者:中村 文則
男坂 (文春文庫)男坂 (文春文庫)初めての志水辰夫。男は背中で語る、というセリフを思い出しました。すべての短編に「わけあり」の過去を持つ男性がいるのですが、その過去には不親切なくらいに触れません。読者はその過去を男の今の立場から、顔の皺の描写や、態度などでしか推して知るしかできません。それは作品を読者の想像力に委ねる文芸にふさわしい作品だと思いました。非常に巧い!だけど生活苦の頻出で気持ちいい、とは言えないかな読了日:04月16日 著者:志水 辰夫
アップルの人 (新潮文庫)アップルの人 (新潮文庫)悪ふざけの達人。板前論法には笑わせてもらいました。"貧乏くさい"に関して語っているところは素直になるほどなぁ、と思いました。ただこの本を一日で一気に読もうとすると、くどい、また脱線か、もう笑えないから話すすめろ、なんて気持ちになるであろうことは簡単に想像できる。この本と気持ちよく付き合うには1月かけてちょこちょこ読むくらいが丁度いいのでは?読了日:04月14日 著者:宮沢 章夫
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)印象的なセリフを伏線に使ったりリフレインしたり感嘆したり、いかにも映画を見ているようで映像が浮かぶ。ただ、ちょっと使いどころが多すぎて「あ、次はこのセリフ、使いまわすんじゃないの?」なんて悪い読者になっちゃいました。悪い読者を作らないほど、内容でひきつけてくれたら嬉しいのですが。うーん、正直言って肌が合いませんでした。伊坂ファンの方には申し訳ない。読了日:04月13日 著者:伊坂 幸太郎
文藝 2009年 05月号 [雑誌]文藝 2009年 05月号 [雑誌]マスター、のだちゃん最近どう?5回くらいみかけて笑いました。エッセイストとしてのかっこわるいけど憎めないキャラはなりをひそめ、歌人としてのかっこいい穂村弘がかいまみれました。谷川さんとの対談で、「ワンダーとシンパシー」の章は必読。中村文則の中篇、高橋源一郎の短編もよかった。読了日:04月11日 著者:
人生問題集人生問題集「新・白樺派」対談に穂村弘×春日武彦。パロディーと思って手にとってください。愛、孤独、友情、家族・・・などのテーマで、ふたりが語りあうのですが、そのテーマに対しての2人の具体的エピソードが面白いです。なかでも春日さんが小学生の時、冷やし中華をお弁当に渡され、恥ずかしくて机の中にしまっていた、というエピソードには笑わせてもらいました。2人とも基本的に行動が幼稚なのですが、言動はしっかりした大人です。さぞ生きづらかろうに、と他人事ながら胸を痛めます。読了日:04月07日 著者:春日 武彦,穂村 弘
夫婦茶碗 (新潮文庫)夫婦茶碗 (新潮文庫)金が無い→茶碗ウォッシャーに→職質→ペンキ塗りに→嫌気がさして辞める→童話作家に→嫌気がさす。典型的な駄目男。だけど、どれもこれも奥さんと幸せに暮らそうという一つの目的があってこそ。そこを敢えてアナウンスしながら書いていないのがすごくいい。家に帰って、いいお茶、いい茶碗を使って、必死に茶柱を二つの碗に立てようとする不器用ぐあいがかわいらしい。読了日:04月07日 著者:町田 康
さまよう刃さまよう刃時系列がストレートでさくさく読めました。長峰、警察、法律、のどこに正義があるのか。どこにもない、ということを思い知らしてくれました。被害者感情を蔑ろにしている、ということで時効制度の撤廃運動が今はさかんですが、いずれは少年法、という部分にもスポットライトの当たる日がくるのではないでしょうか。社会のなかで平常どおり生活している人にとって、被害者がわの立場、というのを想像力をもって考えるのは難しいでしょう。そんなとき長峰の言葉に耳を傾けてみてほしいです。読了日:04月02日 著者:東野 圭吾
読書メーター

 4月は11冊らしい。いままでこうやって記録をつけたことがないから果たして11冊が自分にとって早いペースなのか遅いペースなのかはわからないけれど、まぁこんな感じで月ごとにまとめていけばペースもつかめていけるかと。敬体と常体が入り混じっていて読みにくいとも思うけれど、ノリで感想を書いているので気にしない気にしない。
 とりあえず、これからは本の話題は「読書メーターまとめ」記事だけにして日記中心のブログにしていこうかと思う。どぉーしてもオススメしたい!という本だけブログで紹介する。
 ちなみに今、血中池澤夏樹濃度が低下しているのでジャックケルアックのオン・ザ・ロードを読んでる。この厚い本のおかげで5月の読了ペースは遅くなる予定。とりあえず4月中に読んだ本の中で1番面白いのは・・・武士道セブンティーンかな。 
| 読書メーター | comments(2) | trackbacks(0) |
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おお、煙か土か食い物とアヒルと鴨は読んだことあるわ。

煙の方はよく肩口からズバッて単語を見かけた気がする、アヒルと鴨は勝手に「コインロッカー」と聞いてホラーだと思ってみて、肩すかしをくらったわ。内容は覚えてないけど。

誉田哲也の本面白いよねー、武士道シリーズはまだ手つかずなのでそのうち読んでみよう。

疾風ガールも面白いよ(^o^)丿
ストロベリーナイトと月光はグロイよ♪
ジウシリーズは馳星周が作者かと思ったよ♪

そんなこんなで…

ん?ってことは…5月の読書メーター楽しみにしているよ。
神の御言葉集はどのように評価を受けるのか…。
| たにし。 | 2009/05/17 1:43 PM |
たにし。そうか、ここはたにし。か。ん?全部たにし。で通すのか?まぁいいか、そういうことは。
だいぶ読んだものがあるみたいだね。煙か土か食い物は、というか舞城作品ほとんどだけど、タイトルからしてターゲットをエンタメ方面を狙っている感じがするのに根底が純文学向き。新しいことをやろうとしているのがビシビシ伝わってきて好きだなぁ。作品、というよりもスタンスが。肩口からズバッってあったっけ?笑。
アヒルと鴨のコインロッカーはあれだ、ブータン人でてきて、イケメンでてきて、ネコ殺傷事件あって、本屋襲撃あって、CD再生したままコインロッカーに入れて、のトッテモオモシオイオハナシデスヨ(棒読み)
誉田哲也はたにし。向きだね。しょっちゅう人が死んでる作品が好きだもんな笑。武士道シリーズは人が死なないからね。ただ何故か図書館にシックスティーンがないんだよ・・・疾風ガール読んでみます。
| たじま | 2009/05/19 12:21 PM |









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