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繰り返されてきたこと、これからも。
 台風が来ている。台風のさなかにあって家にいて本を読んでいると『この10年、ぼくは嵐の夜にがたがた鳴る鎧戸の音を無視して本を読むスヌーピーであった』という言葉を思い出す。池澤夏樹の嵐の夜の読書という本のワンフレーズ。そこからたち現れる雰囲気、情景がただ好きというだけの話。

 家を出ないでのんびりと過ごす週末もなんだか久しぶり。物足りない気持ちはあるけれども嫌いじゃない。ゲームをして、本を読んで、変な時間に長風呂に入って、もうこんな時間かよって嘆いてさ。悲観することも、まあまた5日働けば休みじゃないかって思ったりすることも何度も繰り返されてきた。わかっていてもやめられないし、案外そういう決まった流れ・・・1週間の流れというよりももっと大きな人生の(といっては大仰かもしなれないけれども)が好きだったりする。雨が降ってはわくわくして、天気がよければ遊びに行きたがり、冬になったらさむいさむいっていっぱい言う。春になったらくしゃみしていて、夏になったら暑い暑いって言う。これまでも繰り返されてきて、これからも繰り返すんだろうな。僕だけの話じゃなくて、それはこれからのみんなの話でもあり、これまでの人の話でもあった。そう思うと、なんだか特別な感じがして好きなんだなあ。

 こういう話をすると決まって「おじいちゃんみたい」だとか「涅槃?」とか、反応はそんな感じです。歳にそぐわないのかもしれない。でも頭は想像をやめない。そして僕はますますそのおじいちゃん&涅槃の気持ちを強めていく。歳をとったとき、僕が見ている風景はどうなっているんだろうか。

 最近平野啓一郎の小説にはまっています。


渚にて幻/indigo la End

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