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6月26日
 小雨が降ってきたので公園から喫茶店へ移動。
「いらっしゃいませー」と、ドアを開けると威勢のいい声に気後れする。
喫茶店には珍しい愛想のよさ。
「それ、俗に言うパソコン?」
机の上に出したポメラを見た店員が、ものめずらしそうに声をかけてきた。
俗に言うって・・・パソコンが俗世に出てからずいぶん経つけれど・・・。
「ええと、パソコンというよりも小さいワープロ、ですね」
「ふうん、それならあたしでも使えるかなあ」と彼女は言った。
注文をしたコーヒーが運ばれてくるときに
「ぼくは打つのが早いなあ」って大きな声で心底感心した風に声をかけられた。
「え?えへへ・・・」
人に「ぼく」なんて言われるのはそう無い経験。
ついこの間27歳になったんですよ。
彼女の見た目は人好きのするもたいまさこといった感じ。
お店の中で一番大きい声でしゃべるのは彼女だった。
ほかの客は遠慮して静かに語り合っているように見えた。
店内は、彼女の声と、小さく喋る客と、それよりも小さく流れる音楽と、
小雨の中を通り過ぎる車の尾をひくタイヤの音。
お店にいた約2時間の間にコップの水は3回取り替えられた。

落ち着かない喫茶店が好きになったのは初めてのことだった。





DOWN TOWN/シュガーベイブ
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